そんな豪雨のなかでもかまわず「休符だらけの音楽装置」展はやっているのです。雨で壊れようが、風でふっとぼうが、展覧会は続くのです。
と、いってもさすがに暴雨の一夜をあけた我が子の様子が気になったので、みにいきました。
そしたら・・・、なんかコイルからでてる音が良くなっていた!!おそらく、雨ざらしになったラーメンコイル(観にいった方はわかると思います)が、湿気て、かたちが長細くなったことが原因?とにかく嬉しい。ついでに温室まわりを盆栽のように手入れをして、オープニングの時とちょっと違う音がでるようにしました。昨日は、やーかまさんがホーメイやイギルを演奏していたりして、またいい雰囲気だった。わりと、いままでの中ではお気に入りな感じの雰囲気だった。毎日なんかしら起こってるよな。この展覧会は(笑)
気づくと他の作家さんのいろんな装置がオープン当時から変化してる。
その中でも大きく変化した時といえば、12日のオープニングライブだろう。
なんつーか、変化が早かった。10日にとっくにオープンしているんだけど、みんなやっぱライブをたくさんやってる人ってだけあって、ライブ直前のモチベーションがすごい。魅せ方にしても、追加する作品にしても、その具合がすごいなーと!そのすごさにアタシャちょっと2、3日、ヘコんでしまったよ。とほほ。ま、12日は相当自分も楽しんでたけどね。
これからクロージングに向けての大きなゆっくりとした変化を見届けましょうか。
と、話は昨日のところに戻ります。ここからは、ENSEMBLES展とはちょっと離れるかも。
地味にそれこそホントに盆栽のように温室周りをいじっていたら、これは盆栽なのではないかと思ってきてしまった。そしたら、ピーヒョロしている音が鳥か何かの鳴き声に聴こえてきて、サイン音と共に動く振動モータが虫にみえてきてしまった!
実はこの温室まわりで磁気フィードバックをおこしているんだけど、磁場自体はもちろん目でみえないので、磁気が通過したコイルによって音がなったり、光ったり、動いたりしてる。なんかこれって、おなじ”生態系”で動いてるっつーか、そいうふうに見えてきた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ちょっと前、イギリスに行ったとき、温室の歴史がおもしろいなーっと思ったことを思い出した。植民地。違う国を我が国に持ってくるという象徴。他国のバーチャルリアリティー。それを実現するテクノロジー。
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜エキゾチカ!!!!!(笑)
なーんてことをメンテナンスしながら考えていたら、うしろからENSEMBLES展実行委員会の中島ふみえちゃんが「もーりちゃんのまわりってなんだか南国なんだよね〜」って言ってきた。
ふみちゃん、あなたやはり透視能力があるのでは!?(笑)
この話、たぶん未来へ続く。なんか新しい方向性がちょっと見えてきたような。ピッカ〜ん。
【お知らせ】
コーデットカルチャーin yokohamaで明日プレゼンテーションします〜!だいたい3時半くらい。いまから仕込みです〜。横浜遠いな〜。
タイムテーブル↓